ごった煮

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「中央防波堤埋立地」「新海面処分場」の帰属は江東区と大田区の話し合いで解決できず調停へ

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久々に東京ベイエリアの話題。

 

とはいっても今話題の豊洲ではなく、別な埋立地のお話です。

 

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この埋立地、中央防波堤外側埋立地と中央防波堤内側埋立地、さらに新海面処分場という3つの島に分かれています。

 

 

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その3つの島はこんな位置関係。

 

じゃあ、どうしてここを取り上げたのか?というと、この埋立地、いまだにどこの区のものか決まってなかったからなんですね。

 

 

中央防波堤埋立地と新海面処分場はどこの区のものなのか、20年以上前から帰属問題を解決するべく話し合いが行われてきたものの、今回断念することが決定されたというニュースがありました。

 

よって今後は東京都による調停案による解決が進められることになります。

 

中央防波堤埋立地とは

このニュースに出てくる「中央防波堤埋立地」はなんぞや?というと、昭和48年より夢の島→若洲に続く東京23区のゴミの最終処分場として海面埋め立てが行われてきた場所です。

 今は隣接する沖合の「新海面処分場」がそのゴミの受け入れ先になっており、容量が一杯になるまではあと50年くらいです。

これが長いか短いかはご想像におまかせします。

 

 

当ブログの兄弟ブログで今は休眠している「新海面処分場の片隅」の由来となった場所はこのゴミの最終処分場のことを指しています。

 

 

それはさておき、この埋立地、長いこと「江東区」と「大田区」でどちらの帰属にすべきか話し合いが行われてきたんですが、ずっと平行線をたどったままだったんですよね。

 

 

20年ほど前のこの埋立地・・・まだ「中央防波堤外側埋立地」が「中央防波堤外側廃棄物処分場」として稼働していた時期。

 

埋め立てにはごみを使っている場所と建設残土を使ってる場所があって、両者は明確に区別されています。

 

今建物がいっぱい立っている場所が建設残土で埋め立てた場所。

 

地盤は安定してます。

 

 

逆にごみを埋め立てた場所は地盤が安定していなく、しかも腐敗したメタンガスがいまだに噴出しているのでずっとなにも建てられていません。

 

 

そしてどちらの区も、橋やトンネルで隣の埋立地とつながっていることを主張の根拠としています。

 

 

私も10年ほど前に都営バスに乗り何回か中央防波堤の埋立地に行きました。

 

今もその当時もゴミの処理施設しかなかったものの、その頃からすでにトラックがガーガー行き交う交通の要衝になってました。

 

今は若洲とを結ぶ東京ゲートブリッジもできてますので、東京ベイエリアの渋滞を避けたいトラックがさらにたくさん通っています。

 

 

中央防波堤内側埋立地の東側半分は海の森公園として整備されていて、東京オリンピックでは競技会場が設置されることが決まっています。

 

中央防波堤の今の暫定的な住所

中央防波堤の今の住所は「東京都江東区青海三丁目地先」です。

 

この「地先」とは、まだ住所が決まっていない場所やあいまいな場所につけられます。

 

 

そもそも、何でこの場所が「中央防波堤」って名前なのか?

 

実際に防波堤があるからです。

 

13号地の帰属も揉めた

最近できた新しい埋立地はたびたびどこの区のものになるか揉めるんですね。

 

13号地は今のお台場や青海コンテナ埠頭がある埋立地なんですが、1970年代後半から1980年代前半、この埋立地もどこの区のものにするか揉めに揉めました。

 

 

当初、名乗り出たのは「中央区」「港区」「品川区」「江東区」「大田区」の5区。

大田区と中央区はすぐに辞退して残ったのは「港区」「品川区」「江東区」の3区。

 

 

・港区は台場公園と陸続きだから

・品川区は東京港トンネルでつながっているから

・江東区は国道357号線といった多数の橋でつながっているから

 

ということで3区ともに明確な理由がありました。

 

 

特に埋め立てられた直後、13号地へのアクセスはお隣江東区有明からの橋しかありませんでしたので、一番声が強かったのは江東区だったことでしょう。

 

議論が交わされるも3区ともゆずらず主張はずっと平行線のまま。

 

 

結局話し合いによる解決は断念。

 

1982年に東京都から調停案として3区による分割がなされ、この問題はようやく解決しました。

 

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・潮風公園、船の科学館がある場所が品川区東八潮

・フジテレビ、お台場海浜公園、ホテル群、マンションがある場所が港区台場

・パレットタウン、テレコムセンター、ダイバーシティ東京がある場所が江東区青海

 

それぞれこんな感じで住所が付けられています。

 

中央防波堤の帰属はどうなりそう?

今回も折衷案として2区に分割される可能性が高そうです。

 

埋立地ごとに分割されるのか、それぞれの埋立地を東西に分割して分けるのかは分かりません。

 

トンネルや橋の配置から見ると海の森公園がある「中央防波堤内側埋立地」全域と「中央防波堤外側埋立地」「新海面処分場」の東側半分が江東区、「中央防波堤外側埋立地」「新海面処分場」の西側半分が大田区の帰属になると予想します。

 

2017/10/5追記

いよいよ東京都より中央防波堤埋立地と新海面処分場がどこの区のものになるかの調停案が出ました!

 

ニュースによりますと、埋立地の86%が江東区、14%が大田区のものになるという原案がまとまったということです。

 

エリアを具体的に地図で表すとこんな感じ。

 

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なんと、オレンジの四角で囲ったところだけが大田区、あとは全部江東区のものになるという

案とのこと。

 

私の予想よりも大田区のエリアがずっと狭くなりました。

 

 

だとすると、これから埋め立てが始まる新海面処分場の帰属はこの境界線の延長になるはず。

 

 

それにしても江東区、すごく面積が広がったなあ~。とおもいつつ、ごみの最終処分場に思いを馳せるのでありました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。